「脊椎(せきつい)」にはアルファベットの「S字」のような自然なカーブがあることが理想とされ、実際には人びとの外見上はこのようなカーブは見えずらいのですが、脊椎は前後に湾曲していることが正常とされているようなのです。
このような自然な脊椎のカーブは、生まれたての赤ちゃんにはみられず、生後3から4か月ほどいたしますと首がすわるようになり歩けるようになる1歳のころには自然なカーブが生まれるとされているようなのです。この自然なカーブによって人の頭の重さや身体の重さを分散させることができ、二本足での直立歩行を可能としているようなのです。
またスポーツなどの激しい運動によるところの衝撃などから筋肉などへの負担を軽減させてくれてもいるようなのです。このような脊椎の自然なS字のカーブは「生理的彎曲」などとも呼ばれているようです。